44歳から8年単身赴任【上の子供は高校生】辞令を覚悟はしていたが、知らなかった苦労も多く、危機もありました。今は家族と一緒に過ごすことの大切さを実感しています。

44歳から8年単身赴任【上の子供は高校生】辞令を覚悟はしていたが、知らなかった苦労も多く、危機もありました。今は家族と一緒に過ごすことの大切さを実感しています。

【自分の性別】男性
【誰が単身赴任したか】
夫である自分が単身赴任

【自分の職業】(単身赴任開始時)
会社員
【自分の年齢】(単身赴任開始時)
44歳から開始

【妻の職業】(単身赴任開始時)
残った妻は金融機関でパート
【妻の年齢】(単身赴任開始時)
43歳

【家族構成】(単身赴任開始時)
夫である自分、妻、高1女子、小5女子、合計4人





【単身赴任の期間】
8年間で終わりました。

【現在】
今は一緒に住んでいる(単身赴任を終えて帰ってきた)




【子供は増えたか】
家族構成はそのまま変わらず。




【決意の理由】
上の子供が高校生、妻もパート勤め、持ち家でもあったため単身赴任することにした。
また周囲に単身赴任の先輩後輩も多く、当たり前と思っていました。




【不安だったこと】
家計:二重生活による生活費
健康:単身生活で心や体の健康が維持できるかどうか
教育:子供達の教育上の影響

【決まった時の心境】
周囲に単身赴任の先輩後輩がたくさん居たので、いよいよ自分もその時が来たかとすんなりと覚悟を決めました。




【夫婦での話し合い】
持ち家でもあり、また子供達の進学の事もあり単身赴任は避けられないという覚悟はあったので大きな課題とはとらえていませんでした。
夫婦それぞれ仕事があるのでとにかく健康にだけは気を付けていこうという決めました。
また健康であることを確認するためIP電話を活用してコミュニケーションを図ることを決めました。

【子供への説明】
精神的に手が掛かる時期は無事に過ぎて、進学等でお金が掛かるタイミングだったので、単身赴任が決まったことを報告すると、特に寂しい様子もなく元気な声で「いってらっしゃい」と見送られ、父親としての精神的な役割は終了したことを悟りました。




【悩みや不安に思ったこと】
当初は晩飯もひとりで話し相手もいないままテレビをみながらスーパーで買った揚げ物や総菜を肴に体質的に大して飲めない酒をダラダラと飲む生活が続きました。
教育費も掛かるので夜飲み歩く生活もできずストレスの解消に困難を感じていました。
そんな生活が続くと健康診断の数値も年々悪化してこのままではマズイと思い始め、週に3日程度は帰宅後にジョギングで汗を流す習慣とリズムをつくしました。




【家に帰る頻度】
仕事の関係で出張も多く単身赴任当初は月に2回くらい帰れました。
担当業務が変わったため後半は月に1回〜2ヶ月に1回と帰る頻度は下がりました。

【生活と心境の変化】
洗濯や掃除、ゴミ出し、食事の準備や後片付け、風呂の準備、スーツのクリーニング等いままで妻に大きく依存してことを自分でやらなくてはならなくなり、妻のありがたさを身に染みて感じました。
またひとりで週末を迎えても経済的に苦しいので、あっちこっち出歩く気持ちにもなれずひとり鬱々と過ごすことが多くなり、家族と一緒に過ごすことの大切さやありがたさ、家族の在り方について考えるようになりました。

【子供の様子】
子供達はちょうど精神的に親離れのタイミングだったので、父親が居なくなっても特に大きな問題もなく、逆に伸び伸びと部活やアルバイト等やりたい放題やり切った様子です。




【単身赴任中の危機】
一度会社の仲間らと気晴らしにフィリピンパブ行ってそれ以来ひとりで通う程にハマってしまいました。
妻との連絡もまばらになり何を血迷ったか家庭を捨てて離婚まで考えるようになってしまっていました。
このままだと精神的にも経済的にも破綻しそうな予感がしながら冷静に客観視する自分もありました。
いよいよ手持ちのヘソクリも無くなり消費者金融に手を出す前にこの生活を止める決意をし、ひたすら夜はジョギングで汗を掻く生活で脱却をはかり、なんとかこの危機を乗り越えることができました。
消費者金融にまで手を出さなかったことが傷口を広げることなくうまく乗り切れたのかも知れません。
この時のことは妻にはバレてはいない筈です。




【妻のありがたみ】
家事の大変さを思い知り、単身赴任が終わり戻ってきてからは自分にもできることは積極的に手伝うようになりました。




【良かったこと】
家事の大変さと妻のありがたさに気付けたこと、また家族と一緒に過ごせることのの大切さやありがたさに気付けことは単身赴任しなければ気づけなかったと思います。
仕事最優先が当たり前で家族の犠牲の上に仕事があると思っていましたが、家族を大切にするための仕事であることに気付き価値観の大きな転換の契機となりました。




【子供・夫婦関係の変化】
距離ができたことでかえって思いやりの気持ちができたような気がします。
子供達とはタイミング的に親離れの時期だったので大きな問題もなく逆に伸び伸びと自分のやりたいことに集中することができたのではと思います。
親としての精神的な役割が終わり少し寂しく感じましたが。




【工夫と便利ツール】
パソコンと連携したIP電話で通話と環境を整えました。
携帯電話も普及していましたがまだガラ系主体でした。
食生活では休日に米を炊いて小分けの容器に冷凍保存して毎朝電子レンジで解凍して食べました。
外食はなるべく避けてスーパーでの買い物を意識しました。




【単身赴任は・・・】
単身赴任という経験があって良かった

【なぜそう思うか】
経済的にも精神的にも苦労する面も多くやらずに済めば無い方が良いかもしれないが、その苦労があったからこそわかる面もあり無駄ではなかったと思います。




【現状と未来】
単身赴任が終わり約8年が経過しました。
帰ってきた当初は家での居場所が無く、チャンネル権も無くなってせっかく帰ってきたのに戸惑いも多く落ち着かない日が1年から2年程続きました。
しかし一緒に生活する中で家族としてのリズムを取り戻し、今は平穏な日常に戻っています。



【当時の自分へのアドバイス】
一度飲み屋にハマりかけて精神的にも経済的にも破綻しそうになりましたが、そうなる前にお金の掛からない趣味や興味を明確にしておくと良かったかも知れません。
自分の場合はジョギングから始まり、最終的には大型バイクの免許にチャレンジしてあとバイクも買っていつでも帰宅が可能になったという気持ちの余裕が生まれて乗り越えることができたような気がします。